今日は本業のお話を1つ。
よく巷では『市場』『市場』と言いますが、
『市場』と一言で言ってもいろんな市場があります。
売参権がある小売店しか参加できない卸売市場や塩釜のように
一般の人も買える市場もあれば、仙台朝市のように小売店が
多く集まったところを市場とも言ったりします。
では今日はその中でも、僕達がいつも使っている水揚げ市場と
陸市場の違いについて説明します。
まず、水揚げ市場ですが、これは読んで字のごとく、水揚げが
行われている市場で、我らが石巻、女川、気仙沼、塩釜などの
漁港に隣接した市場です。ここには毎日漁を終えた漁船が入り、
市場場内に取ってきた魚介類を揚げます。
それをその場で中卸や小売店がせり落とします。
せりに参加するには『売参権』が必要になります。
よく魚屋のおっちゃんが被ってる帽子に記号みたいなの書いて
あるじゃないですが、あれがせりに参加する資格の証明です。
売参権を得るには漁協に供託金を払うとか市場によって
いろいろあるようです。
で話を戻しますと、前述のとおり水揚げ市場というのは、
その港に水揚げされた魚のせりを行うことが主となります。
ということは、水揚げ市場にはその漁場にいる魚しか
入荷しないということを意味します。
よくお客様に、『もっと魚種を増やして欲しい』と言われるんですが、
水揚げ市場の特性上、それは無理なんですね。
だって石巻は少量多種ではなく、多量少種の同じ魚が山のように
獲れるんですもの。かつおの時期にはかつおがてんこ盛り、
さばの時期にはさばがてんこ盛りですよ(笑)
しかーーし、水揚げ市場は扱う魚種は少ないですが、
鮮度バツグンしかも値段はリーズナブルという素晴らしさがあります。
そりゃそうですよ、船から下ろしてすぐですし、流通コストの
かかってないですから、新鮮でリーズナブルなのは当然ですよ!
うちの魚はスーパーと比べると高いです。しかしそれは品質を
無視すればの話です。品質も加味すればうちは相当安いですよ。
仙台市内でもうちと同じ鮮度の鮮魚をこの値段で出している
ところはないと思います。
ということで当店では新鮮でリーズナブルの鮮魚を揃えて、
皆様のお越しをお待ちしております。魚種は少ないですが(笑)
その2につづく
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